Amazonをよく使う人にとって、Amazon Mastercardは候補に入りやすい年会費無料カードです。ただし、どこで使っても高還元というカードではなく、Amazon.co.jp・対象コンビニ・セブン‐イレブンの特定決済など、使う場所によって還元率が大きく変わります。
結論からいうと、Amazon.co.jpを定期的に使うPrime会員なら相性は良好です。一方で、Amazon以外の支払いを1枚に集約したい人は、他の高還元カードと比較してから決めた方が失敗しにくいです。
Amazon Mastercardの基本情報
| 年会費 | 永年無料 |
|---|---|
| Amazon.co.jp | Prime会員 2.0%/Prime会員以外 1.5% |
| Amazon.co.jp以外 | 基本1.0% |
| コンビニ3社 | セブン‐イレブン・ファミリーマート・ローソンで1.5% |
| セブン‐イレブン | Apple PayのMastercardタッチ決済で最大7% |
| 家族カード | 年会費無料・本会員1名につき3枚まで |
| ETCカード | 年会費無料 |
| ポイント | Amazonポイント。Amazon.co.jpで1ポイント=1円から利用可能 |
2026年9月時点の公式案内では、年会費は永年無料です。申込対象は原則として満18歳以上で、高校生は除かれます。
Amazon.co.jpではPrime会員2.0%、非Prime会員1.5%
Amazon Mastercardの一番わかりやすい強みはAmazon.co.jpでの還元率です。
Prime会員なら2.0%、Prime会員以外でも1.5%還元。たとえばAmazon.co.jpで1万円使った場合、Prime会員なら200ポイント、非Prime会員なら150ポイントが目安です。
Primeの無料体験中やPrime Studentも、条件を満たせばPrime会員向け還元率の対象になります。一方、Amazon Businessプライム会員のAmazon.co.jp利用分は1.5%扱いです。
Amazon以外では基本1.0%
Amazon.co.jp以外の通常利用は基本1.0%です。日常使いとして極端に低いわけではありませんが、特定店舗で1.5%~数%還元になるカードもあるため、どこでも最強というタイプではありません。
なお、Amazon Payの支払いも「Amazon.co.jp以外での利用分」に含まれ、基本1.0%扱いです。
コンビニ3社は1.5%
全国のセブン‐イレブン、ファミリーマート、ローソンでは1.5%還元です。対象利用額は月単位で合算され、200円ごとの計算となります。
コンビニを頻繁に使う人には通常利用より有利ですが、対象店舗が商業施設内やガソリンスタンド併設などの場合、一部ポイント加算対象外になることがあります。
セブン‐イレブンは条件を満たすと最大7%
現在もっとも目立つ特典が、セブン‐イレブンでの最大7%還元です。
通常の1.5%に加えて5.5%が上乗せされますが、Apple PayでMastercardタッチ決済を使った場合に限られます。
カード現物のタッチ決済、iD、ICチップ差し込み、磁気取引では上乗せ対象になりません。また、Google PayやSamsung Walletでは5.5%上乗せの対象外で、通常の1.5%となります。たばこ購入分も上乗せポイント対象外です。
Amazonふるさと納税は1.0%
2025年10月1日以降、Amazon.co.jpでのふるさと納税の寄付については、Prime会員かどうかにかかわらず還元率は1.0%です。
通常のAmazon.co.jp利用と同じ感覚で2.0%還元を期待するとズレるため注意が必要です。
ポイントはいつ付く?
Amazon.co.jpの利用分は、商品発送後にAmazonアカウントへ自動加算されます。Amazon.co.jp以外の利用分は翌月15日までに自動加算される案内です。
貯まったAmazonポイントはAmazon.co.jpで1ポイント=1円から利用できます。交換手続きが不要なのは使いやすい点です。
ポイント対象外になりやすい支払い
すべての支払いがポイント対象になるわけではありません。
- キャッシング利用分
- リボ・分割払い手数料
- 一部保険料
- 国民年金保険料
- Edyチャージ
- モバイルSuica・PASMOなど一部電子マネーチャージ
- WAON、nanacoなど一部チャージ
- 三井住友カード発行プリペイドカードの購入・チャージなど
「チャージしてポイント二重取り」を狙えるカードではない場面が多いため、ポイント目的なら対象外条件を先に確認した方が安全です。
Prime会員と非Prime会員、どちらが得?
Amazon Mastercard単体で見ると、Prime会員の方がAmazon.co.jpで0.5ポイント分有利です。
| Amazon年間利用額 | Prime会員 2.0% | 非Prime 1.5% | 差 |
|---|---|---|---|
| 5万円 | 1,000pt | 750pt | 250pt |
| 10万円 | 2,000pt | 1,500pt | 500pt |
| 20万円 | 4,000pt | 3,000pt | 1,000pt |
| 30万円 | 6,000pt | 4,500pt | 1,500pt |
ただし、Amazon MastercardのためだけにPrimeへ加入すると考えるのはおすすめしません。Prime会費は配送、Prime Video、Prime Musicなど他の特典を含めて判断するものだからです。カード還元差だけで元を取ろうとすると、必要なAmazon利用額は大きくなります。
Amazon Mastercardが向いている人
- Amazon.co.jpを毎月のように利用する
- すでにPrime会員である
- AmazonポイントをそのままAmazonで使いたい
- 年会費をかけずにAmazon用カードを持ちたい
- セブン‐イレブンでApple PayのMastercardタッチ決済を使える
特に「Amazon用のサブカード」としてはわかりやすい立ち位置です。
逆に向いていない人
- Amazonをほとんど使わない
- Amazon以外の利用を1枚にまとめたい
- 旅行保険や空港ラウンジなど付帯特典を重視する
- ポイントをAmazon以外でも幅広く使いたい
- Androidスマホでセブン‐イレブン最大7%を狙いたい
最大7%という数字だけで選ぶと、Apple Pay限定という条件を見落としやすいです。
申し込み前に確認したい注意点
1. Prime会員になればカード自体の年会費が変わるわけではありません。カードはどちらも年会費永年無料で、Prime会員かどうかでAmazon.co.jpの還元率とカードデザインが変わります。
2. Prime会員資格は申込時の状態が判定されます。申込時点のPrime登録状況に応じたカードが発行されます。
3. 7%還元は決済方法まで条件があります。セブン‐イレブンでApple PayのMastercardタッチ決済を使う必要があります。
4. 還元率やキャンペーンは変更される可能性があります。申込前には必ず公式ページで最新条件を確認してください。
結論:Amazonをよく使うなら有力、万能カードではない
Amazon Mastercardは、年会費永年無料でAmazon.co.jpの還元率を上げやすいのが強みです。Prime会員2.0%、非Prime会員1.5%に加え、コンビニ3社1.5%、条件を満たせばセブン‐イレブン最大7%という特徴があります。
一方でAmazon以外は基本1.0%なので、日常のあらゆる支払いで最高還元を狙うカードではありません。
Amazon利用が多い人はAmazon用カードとして、Amazon利用が少ない人は他カードとの比較をしてから決める。この考え方が一番わかりやすいです。
公式情報
最新の還元率・対象条件は、三井住友カード公式「Amazon Mastercard」およびAmazon Mastercard ポイント還元率FAQをご確認ください。
モノベルプラスのひとこと:Amazonで使うカードとしてはかなり分かりやすい一枚。ただし「最大7%」だけを見るのではなく、Apple Pay限定などの条件まで確認して、自分の使い方で実際に何%になるかを見るのが大事です。






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